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EMU 500500系 のぞみ(W編成)EMU 500
 
1997年にデビューした500系は最高速度300km。これは当時のTGVアトランティックと並び世界最速でした。そんな強烈な印象を与えた500系は登場以来一貫して定期列車では「のぞみ」専用でしたが、N700系の導入により「こだま」へ格落ちすることが決定。そのため500系「のぞみ」の華々しい姿は近い将来見納めとなってしまいます。

グリーン車は勿論2+2の4アブレストです。電球色の室内は癒しの空間そのものです。オーディオ、フットレスト、インアームテーブルと一通りの設備は整っています。ピローは可動式を採用しており、自分にフィットさせて寛ぐことができます。ただ、航空機を連想させる丸い車体のせいで窓側席は若干の圧迫感を感じることがあるのが残念(500系らしさ、として納得するしかありません)。デザイン開発に携わったドイツのアレクサンダー・ノイマイスター社は当初、シートバックテレビ等の装備を検討していた模様。JR東海との兼ね合いも合って願いは叶わなかったわけですが、そんな豪華仕様の500系というのも見てみたかった気がします。いや、無論今のグリーン車でも凄く快適な時間が流れると思いますけど、ね^^;。


普通車は新幹線の標準ピッチより20mm狭い、1020mm間隔で座席が並んでいます。これは500系の先頭部がシャープな形状をしているために、座席数が少なくなっていることが要因。よって中間車で座席数を補填しているのです。そんな座席のモケットは2種類のパープルのモケットになっています。グリーン車の所でも書いていますが、窓側の席は丸まった壁が圧迫感を与えます。また、頭上方向にも狭く、そのためかバックレストは低めの設定になっています。


尖った先頭形状をしているため、最前部の席の荷物棚は絶望的な狭さになってしまいました。このため、先頭車寄りの座席は2+2の配置にし、余った1席分にラックを置いて解決を図っています。


前述の通り、一定数の定員確保のため、サニタリー&トイレのスペースはかなりの小規模化が行われています。男性用、和式、洋式を効率よく配置することで客室のスペース拡大に成功しています。トイレ内は白色系の場所もあれば、暗めのダークグリーンの個室も存在します。


電話室はドアがついていて個室状態になっています。12号車の電話室は車椅子対応で、電話のセットされている位置も幾分か低めになっています。



7、11号車には大きい車内販売準備室が設置されています。以前はサービスコーナーとして供食設備がありました。しかし、のぞみが増えた2003年に廃止となり、現在の車販準備室が設けられました。